
税理士試験は5科目もあるけど、まずは簿記論と財務諸表論の2科目から始めるのが定番って本当ですか?

簿財セットで合格を狙える通信講座は、どこを選ぶのが正解なんでしょうか?
本記事で解決できる疑問
- なぜ最初に「簿財2科目」セットから始めるのが王道なのか
- 簿財セット講座を提供する主要通信講座5社の比較
- 簿財同時合格を1年で達成するための学習計画
- 働きながら簿財合格を実現する時間配分
- 簿財合格後の税法科目への進み方

こんにちは、複数の士業資格を保有する現役士業の「てん」です。実務8年・各種難関資格挑戦経験から、税理士受験生に最も実用的な「簿財2科目セット戦略」を完全解説します。
結論を先に書きます。
税理士試験は「簿財2科目同時合格を1年で達成する」のが最短かつ最も実用的なスタート戦略です。簿財セットで圧倒的に安いのはスタディング(89,100円)、合格特典で実質負担を抑えたいならアガルート、確実合格を狙うなら大原またはTACの3択になります。
なぜ簿財2科目セットから始めるのが王道なのか
🎯 簿財から始める4つの戦略的メリット
- 受験資格不要:2023年税理士法改正で簿財は誰でも受験可能に
- 範囲重複でお得:両科目の重複部分が多く、同時学習で効率1.5倍
- 合格率が高め:簿記論15-22%、財務諸表論14-29%(税法科目より高い)
- 就職評価あり:簿財2科目合格は会計事務所就職の最低ライン

簿財から始めるのが王道って、こんなにメリットがあるんですね!

4つの理由がそろっています。受験資格不要・範囲重複・合格率高め・就職評価。最初の合格体験を得るには簿財がベストです。
税理士試験は5科目合格制ですが、ほぼ全ての受験生は「簿記論」と「財務諸表論」の2科目から取り組むのが定番ルートです。
これは決して「2科目しか勉強できないから」ではなく、戦略的に最も合理的だからです。
理由1:受験資格が緩和されている
2023年4月の税理士法改正により、簿記論・財務諸表論は受験資格が撤廃されました。
つまり、高卒・大学在学中・誰でも受験できる科目です。
一方、税法科目(法人税法・所得税法など)は大学で法律学・経済学の単位取得、または日商簿記1級合格などの要件があります。
受験資格が問われない簿財から始めるのが、最もハードルが低いスタート地点なのです。
理由2:両科目は範囲が重なる部分が大きい
簿記論と財務諸表論は、内容に大きな重複があります。
簿記論:計算問題中心。仕訳・決算整理・連結会計などの「計算スキル」を問う
財務諸表論:理論半分・計算半分。会計基準の理解と計算問題
両科目とも「会計の基本原理」を共有しているため、同時学習することで1+1=2ではなく1.5の学習時間で2科目分の知識が習得できます。
理由3:合格しやすい科目順
5科目の中で、簿財は最も合格しやすい科目とされています。
合格率は簿記論15〜22%、財務諸表論14〜29%程度で、税法科目(10〜15%)より高めです。
「最初の合格体験」を得やすい科目から始めることで、その後の5科目達成へのモチベーションが維持できます。
理由4:就職・転職時に「2科目合格」だけでも評価される
会計事務所や税理士法人の求人では、「簿財2科目合格」が即戦力の最低ラインとして扱われることが多いです。
5科目フル合格まで時間がかかっても、簿財だけで一旦就職して実務しながら税法科目を進める、というキャリアパスが現実的です。
簿財セット講座主要5社の徹底比較
📌 5社の価格と特徴サマリ
| 講座 | 簿財価格 | こんな人に |
|---|---|---|
| スタディング | 8.9万円 | 働きながら派・最安重視 |
| アガルート | 18万円 | 合格特典あり・テキスト派 |
| クレアール | 23万円 | 頻出論点絞り・短期合格 |
| 大原 | 23.5万円 | 合格実績・通学+通信 |
| TAC | 23.5万円 | 講師の質・教材網羅性 |

5社の中で、初学者にはどこが一番おすすめですか?

簿記初学者なら、スタディングの基礎講座から入るのがおすすめ。料金が安く、講義が短いので最後まで挫折せず進められます。
ここからは、簿財2科目セット講座を提供する主要5社を比較していきます。
5社の基本スペック比較表
| 講座名 | 簿財セット価格 | 形式 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スタディング | 89,100円 | 完全オンライン | 業界最安・スマホ完結 |
| アガルート | 180,000円前後 | 動画+紙テキスト | 合格時返金特典あり |
| クレアール | 230,000円前後 | 映像通信 | 非常識合格法・頻出論点絞り |
| 大原 | 235,000円〜 | 通学+通信 | 合格者数業界トップクラス |
| TAC | 235,000円〜 | 通学+通信 | 教材網羅性・講師の質◎ |
価格差は2倍以上ありますが、教材内容と合格実績にもそれぞれ違いがあります。
1位:スタディング 簿財2科目アドバンスコース【最安・スマホ派の決定版】
スタディング 簿財コース詳細
- 価格:89,100円
- 講座時間:簿記論約95時間、財務諸表論約88時間
- 形式:完全オンライン(PC・スマホ・タブレット)
- 講師:中村太郎講師
- 合格お祝い金制度あり
スタディングの簿財コースは、価格と学習効率のバランスで業界トップの評価を得ています。
1講義5〜15分の短時間構成で、通勤電車や昼休みの細切れ時間を活用しやすい設計。
AI問題復習機能により、「忘れそうな問題」を自動でピックアップしてくれるため、効率的な復習サイクルが回せます。
働きながら受験する社会人や、家事育児の合間に勉強する主婦受験生に最もマッチします。
2位:アガルート 簿財2科目セット【返金特典あり・しっかり派の本命】
アガルート 簿財セット詳細
- 価格:180,000円前後
- 形式:講義動画+フルカラー紙テキスト
- 講師:渥美友章講師
- 合格時全額返金または合格お祝い金
- 講師への直接質問サポート
アガルートの簿財セットは、合格時の全額返金制度が最大の魅力です。
合格すれば実質負担0円になる可能性があり、定価180,000円という出費を回収できます。
フルカラー紙テキストと講義動画の連動設計で、紙派の受験生に最適。
専業受験生や、紙のテキストにアンダーラインを引きながら学びたい人に向いています。
3位:クレアール 簿財2科目【非常識合格法で頻出論点に集中】
クレアール 簿財詳細
- 価格:230,000円前後(キャンペーン時は割引あり)
- 形式:映像通信
- 非常識合格法による頻出論点絞り込み
- 質問対応がていねい
クレアールの「非常識合格法」は、試験範囲を全て学ぶのではなく、頻出論点に集中する戦略です。
「合格に必要なのは試験範囲の100%ではなく頻出論点の80%」という考え方で、短期合格を狙う受験生に支持されています。
キャンペーン時には実質価格が大幅に下がるため、こまめに公式サイトをチェックする価値あり。
4位:大原 簿財2科目【合格者数トップクラスの老舗】
大原は合格者数業界トップクラスの老舗予備校です。
通信講座と通学コースの両方が用意されており、地方在住者も自宅で同じ授業を受けられます。
価格は235,000円〜とやや高めですが、合格実績の安定感は他社の追随を許しません。
専業受験生で予算に余裕があり、確実合格を狙う方に向いています。
5位:TAC 簿財2科目【講師の質と教材網羅性が業界最高水準】
TACは大原と並ぶ業界2大予備校。
講師の質と教材の網羅性で定評があり、合格者数も多くいます。
価格は235,000円〜で、通学・通信どちらも選択可能。
簿財同時合格を1年で達成する学習計画
💡 1年合格に必要な学習時間
- 簿記論:約450〜600時間
- 財務諸表論:約400〜500時間
- 合計:約850〜1100時間
- 1日換算:約2.5〜3時間
- 働きながら:平日2時間+休日5時間で達成可能

850〜1100時間の確保、本当に可能でしょうか…

1日2.5〜3時間を1年継続するイメージです。朝30分・通勤1時間・夜30分なら、平日2時間は十分達成可能。休日にプラスαすれば年間1,000時間に到達します。
簿財セットは「1年で同時合格」が標準目標です。
この目標を達成するための学習計画を解説します。
必要学習時間の目安
簿財同時合格に必要な学習時間は、おおよそ以下です。
- 簿記論:約450〜600時間
- 財務諸表論:約400〜500時間
- 合計:約850〜1100時間
1年で達成するには、1日約2.5〜3時間の学習が必要です。
働きながらの場合、土日に集中して学習する方が現実的でしょう。
年間スケジュール例(9月開講・翌年8月本試験)
| 時期 | 学習内容 | 1日の目安 |
|---|---|---|
| 9〜12月 | 基礎講義の視聴・基本問題演習 | 2時間 |
| 1〜3月 | 応用講義・テキスト2周目 | 2.5時間 |
| 4〜6月 | 過去問演習・答練 | 3時間 |
| 7〜8月 | 直前予想問題・総復習 | 4時間 |

働きながら平日2時間、休日4時間を確保するのが目安ですね。

そうです。直前期だけは1日4時間以上を確保するために、有給休暇を計画的に取得する受験生も多いですよ。
働きながら簿財合格する時間配分
📌 社会人受験生の時間配分テンプレ
平日(合計2時間)
- 朝食前30分:前日の復習
- 通勤往復1時間:講義視聴
- 夜30分:計算問題演習
休日(合計5時間)
- 午前3時間:新論点の講義+演習
- 午後2時間:問題演習+復習
直前期(1ヶ月前)
- 有給休暇活用で1日10時間

通勤電車での学習って実際に役立ちますか?

実は通勤時間こそ最強の勉強時間です。私自身も資格試験勉強で電車30分×2回を活用し、年間で200時間以上を確保できました。
働きながら簿財同時合格を目指す場合の時間配分例を紹介します。
平日:朝30分+通勤往復1時間+夜30分=2時間
平日の学習時間は2時間が目安。
朝食前の30分で前日の復習、通勤電車の往復1時間でスタディングの講義視聴、寝る前の30分で計算問題の演習、というパターンが定番です。
休日:午前3時間+午後2時間=5時間
土日は5時間程度を確保します。
午前中の頭が冴えている時間に新しい論点の講義視聴、午後は問題演習と復習、というメリハリが効果的です。
直前期:有給休暇+週末で1日10時間
本試験1ヶ月前は、有給休暇を活用して1日10時間学習する受験生もいます。
この直前期の追い込みが合否を分けることが多いため、年間休暇の使い方を計画的に組みましょう。
簿財合格後の税法科目への進み方
🎯 税法選びの分岐点
| キャリア志向 | 必須科目の選択 | 選択科目の組み合わせ |
|---|---|---|
| 会計事務所・税理士法人 | 法人税法 | 消費税法+相続税法 |
| 不動産系・税務署OB | 所得税法 | 相続税法+消費税法 |
| 短期合格優先 | 法人税法 | 国税徴収法+酒税法 |

簿財合格後、税法選びで迷いそうです

法人税法は会計事務所キャリア、所得税法は不動産・税務署OBキャリアと向き合う科目。自分が将来どんな税理士になりたいかから逆算するのが正解です。

簿財合格したら、次は法人税法か所得税法、どちらがいいですか?

会計事務所勤務を目指すなら法人税法、不動産系・税務署OBを目指すなら所得税法。自分のキャリア像から逆算するのが正解です。
簿財に無事合格できたら、次は税法科目に進みます。
5科目フル合格までの王道ルートを紹介します。
3年目:法人税法または所得税法
税法は「必須科目」と「選択科目」に分かれます。
必須科目は法人税法または所得税法のいずれか1つ。
会計事務所勤務を目指すなら法人税法、不動産系・税務署OBを目指すなら所得税法が定番です。
4〜5年目:選択科目2つ
選択科目は、消費税法・相続税法・国税徴収法・住民税・事業税・酒税法・固定資産税の中から2つ選びます。
実務需要の高さから、消費税法と相続税法を選ぶ受験生が最も多いです。
学習時間を短くしたい場合は、ミニ税法(国税徴収法・酒税法など)を選ぶルートもあります。
よくある質問(FAQ)
📌 簿財受験前の確認ポイント
- 2023年改正で簿財は受験資格撤廃。誰でも受験可能
- 日商簿記2級相当の予備学習があると有利(必須ではない)
- 通信講座だけで合格者多数(直前期の答練は別途活用するとなお良い)
- 簿財合格だけでも会計事務所への就職に十分役立つ

日商簿記2級を持っていなくても簿財に挑戦できますか?

可能ですが、簿記の基礎が皆無だと序盤でつまずきます。スタディングなどの「簿記初学者向け基礎講座」をオプションで活用するのが良いでしょう。
Q1. 簿財同時合格は本当に1年で可能ですか?
毎年多くの受験生が達成しています。
ただし、1日2.5〜3時間の学習時間を継続的に確保する必要があります。
Q2. 簿記論と財務諸表論、どちらが難しいですか?
計算スピードを重視する簿記論の方が、本試験本番でのタイムプレッシャーが大きい傾向があります。
財務諸表論は理論問題で安定して点を取れる人なら、簿記論より合格しやすい印象です。
Q3. 簿記の知識ゼロでも始められますか?
可能ですが、日商簿記2級レベルの予備学習があると圧倒的に有利です。
スタディングなど通信講座は「簿記初学者向け基礎講座」もオプション提供しているので活用しましょう。
Q4. 簿財合格後、税法科目は同じ講座で続けるべきですか?
必須ではありません。簿財はスタディング、税法は大原など、科目ごとに講座を変える受験生もいます。
ただし、学習スタイルが安定している場合は、同じ講座を継続する方が効率的です。
Q5. 簿財だけで税理士登録できますか?
できません。5科目合格+実務経験2年が税理士登録の要件です。
ただし、簿財合格だけでも会計事務所への就職や日商簿記1級相当の実力として評価されます。
まとめ:簿財セットは「最短合格の入り口」
🏆 簿財合格までの3ステップ
- 今日:スタディング・アガルートの無料体験を申込
- 今週中:自分に合う講座を1本決定して受講開始
- 1年後:簿財2科目同時合格を本試験で達成
悩む時間がそのまま機会損失です。今日の行動が来年のあなたを変えます。

簿財1年合格を目指して、今日から計画を立てます!

素晴らしいスタートです。1年後の本試験で笑顔になれるよう、無理なく継続できる学習サイクルを設計してくださいね。
本記事をまとめます。
簿財2科目セット戦略のポイント
- 簿財から始めるのが税理士試験の王道ルート
- 受験資格不要・範囲重複・合格率高めの三拍子
- 1年で同時合格が標準目標、必要学習時間は850〜1100時間
- 働きながらなら平日2時間+休日5時間で達成可能
- 講座選びの3択:スタディング(最安)/アガルート(返金特典)/大原・TAC(確実合格)
税理士5科目合格までの長い旅路の、最初の一歩が簿財です。
講座選びに迷ったら、まずスタディングとアガルートの無料体験講義を受けて、自分に合う方を選ぶのが最短ルート。
今日決めて、明日から学習開始。
1年後の本試験で、人生を変える第一歩を踏み出しましょう。
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