こんにちは、士業ライターのてんです。
「LECは老舗だから土地家屋調査士でも安心だろう」と考える方は多いです。
しかし結論から言うと、土地家屋調査士の分野ではLECは2番手・3番手のポジションにあります。
もちろん老舗ならではの強みもありますが、知らずに申し込むと「思っていたのと違う」となりがちです。
本記事では、LEC土地家屋調査士講座の本当のデメリット5つを、業界の内側から本音で解説します。
あわせて、デメリットが気になる方への代替校(東京法経学院・アガルート)もご紹介します。
👤 この記事を書いた人
本記事は、複数の士業資格を保有し、現役士業として8年の実務経験を持つ筆者が、業界の内側から本音で解説します。
教科書的な理論ではなく、現場で見てきたリアルな情報をお届けします。
📋 この記事でわかること
・LEC土地家屋調査士講座のデメリット5つの真実
・LECが向かない人・向く人の特徴
・代替候補(東京法経学院/アガルート)との違い
・申込前に確認すべきチェックリスト
・後悔しない最終決断の3ステップ
LEC土地家屋調査士講座のデメリット5つの真実

まずは全体像を表で確認しましょう。
| デメリット | 影響度 |
|---|---|
| ① 東京法経に比べシェアが低い | ★★★ |
| ② 書式問題対策の声が少なめ | ★★★ |
| ③ 料金が他社より高め | ★★ |
| ④ 教材ボリュームが多い | ★★ |
| ⑤ 最新試験動向への反映スピード | ★★ |
① 東京法経学院に比べシェアが低い
土地家屋調査士という資格は、もともと受験者数が年間4,000人程度の小さな市場です。
この市場で圧倒的なシェアを持つのは東京法経学院であり、合格者の多くが同校出身という年が長く続いています。
LECは司法書士や行政書士では大手ですが、土地家屋調査士の分野では老舗の東京法経の影に隠れがちです。
シェアが低いと、合格者ノウハウの蓄積や教材改訂サイクルで不利になります。
この差は受講料以上に重要なポイントです。
② 書式問題対策の声が少なめ
土地家屋調査士試験は、午後の書式問題(不動産登記の図面・申請書作成)が合否を分けます。
受験者の口コミを見ると、LECは択一対策は安定しているが、書式の作図演習量で他校に劣るという声が散見されます。
もちろんLECにも書式講座はあります。
ただし「書式徹底パック」のようなブランド化された看板講座は、東京法経学院の方が伝統的に強い分野です。
書式に不安がある方は、この点を必ず確認してください。
③ 料金が他社より高めの傾向
LECの土地家屋調査士総合パックは、おおむね40万円台後半~50万円台で推移しています。
これに対し、アガルートは20万円台~30万円台のコース設計で、価格訴求力が高いです。
東京法経学院は中間価格帯ですが、合格祝い金や受講料返金の制度があり、実質負担が下がるケースもあります。
LECは老舗ブランドのため値下げ余地が小さく、純粋に「払う金額」では分が悪い印象です。
料金は時期で変動するため、最終確認は必ず公式サイトでお願いします。
④ 教材ボリュームが多すぎて消化不良になりやすい
LECの教材は、テキスト・問題集・答練・模試・補助教材と非常に手厚いです。
これは老舗総合校ならではの強みですが、同時に社会人受験生にとっては「消化しきれない」というリスクがあります。
合格に必要なのは「やる量」ではなく「やり切れる量」です。
働きながら週20時間の勉強時間を確保できる方でも、教材全消化は容易ではありません。
カリキュラム量が学習計画に合うかは、申込前に必ず精査してください。
⑤ 最新試験動向への反映スピード
土地家屋調査士試験は、近年も法改正や出題傾向の微調整が続いています。
規模の大きい総合校ほど、教材改訂に時間がかかる傾向があります。
LECも例外ではなく、最新動向の反映スピードでは小回りの利くアガルートに分がある場面があります。
もちろん、LECも改訂版テキストや補講で対応はしています。
ただし「常に最新情報を即反映」を最優先する方には、別の選択肢が向くかもしれません。
LEC土地家屋調査士講座が向かない人3パターン

パターン①:合格者シェア・占有率トップにこだわる人
「最大手で合格したい」「合格者数No.1の安心感が欲しい」という志向の方には、土地家屋調査士分野ではLECよりも東京法経学院が選択肢になります。
合格実績は公式発表数値を必ず一次情報で確認してください。
占有率トップ志向の方には、LECは「悪くないけどベストではない」という位置づけです。
パターン②:書式問題を徹底訓練したい人
書式の作図と申請書記載は、土地家屋調査士試験の山場です。
「書式に不安がある」「作図演習量を最大化したい」という方は、書式特化講座の伝統がある東京法経学院が向きます。
あるいは、近年急成長のアガルートの書式アプローチも選択肢です。
LECの書式対策が不十分というわけではありませんが、「書式で勝負を決めたい」志向ならば代替候補を比べる価値があります。
パターン③:完全オンライン・スマホ完結を希望する人
LECは通学・通信・Webと選べる総合校型ですが、「カフェや移動中にスマホで完結」という学習スタイルにはやや重い設計です。
スマホ完結志向なら、アガルートの動画講義中心スタイルの方が相性が良いです。
通学校舎を使わない・紙テキストを最小化したい場合は、LECの強みが活かしきれません。
逆にLEC土地家屋調査士講座が向く人3タイプ

タイプ①:老舗総合校の安心感を最重視する人
LECは40年以上の歴史を持つ資格指導の総合校です。
司法書士・行政書士・社労士など士業全般の指導実績があり、「会社規模」「歴史」「老舗のブランド」を重視する方には心強い存在です。
大手だからこそ安定したサポートや教材体系を期待できます。
タイプ②:通学+Web併用で学びたい人
LECは全国主要都市に校舎を持つ数少ない総合校です。
「平日は自宅でWeb講義、休日は教室で答練を受けたい」という通学+Webのハイブリッド学習を希望する方にはマッチします。
このハイブリッド対応は、東京法経やアガルートにはない強みです。
タイプ③:科目別・単科で弱点を補強したい人
LECは総合パックだけでなく、書式単科・択一単科・直前答練単科といった分割販売があります。
「他校で本コースを受けた上で、苦手だけLECで補強したい」という上級者のスポット利用もしやすい設計です。
科目別補強の柔軟性は、LECならではの強みと言えます。
LECで迷うなら?東京法経学院・アガルートとの比較

| 比較軸 | LEC | 東京法経学院 | アガルート |
|---|---|---|---|
| 合格実績 | ○ | ◎ | ○ |
| 書式対策 | ○ | ◎ | ○ |
| 料金 | △(高め) | ○ | ◎(割引多い) |
| オンライン特化 | △ | ○ | ◎ |
| 通学対応 | ◎ | △ | × |
| 科目別単科 | ◎ | ○ | ○ |
| 合格特典 | △ | ◎(返金等) | ◎(全額返金等) |
東京法経学院が向くケース
「合格者数・書式対策の伝統で選びたい」「土地家屋調査士の王道を行きたい」という方は、東京法経学院が第一候補です。
合格者返金制度などの特典も魅力です。
アガルートが向くケース
「コスパ重視」「スマホ完結」「合格時の全額返金特典を狙いたい」方は、アガルートが第一候補です。
動画講義中心で、社会人受験生にやさしい設計です。
\それでも書式対策No.1/
LEC申込前に確認すべきチェックリスト7項目

✅ LEC土地家屋調査士申込前チェックリスト
□ 1. 受講料の総額(教材費・税込)を公式で確認した
□ 2. 書式問題の演習回数・添削有無を確認した
□ 3. 通学・通信・Webのうち、自分の生活に合う形態を選べる
□ 4. 学習スケジュールが自分の可処分時間に収まる
□ 5. サポート期間(質問・延長)が試験日までカバーされる
□ 6. 合格特典・返金制度の有無を確認した
□ 7. 東京法経・アガルートと最低1回は比較した
特に「7. 最低1回の比較」は絶対に省かないでください。
LECは老舗ですが、土地家屋調査士に限ってはトップ校ではないため、未比較で申し込むと後悔リスクが上がります。
公平のため:LEC土地家屋調査士講座のメリット側面

メリット①:老舗ブランドの安心感
40年以上の指導実績は、他社にはない財産です。
会社規模・財務基盤・継続性の観点で、「申し込んだ翌年に校舎が閉鎖」のリスクが最も低いのはLECの強みです。
メリット②:全国主要都市の通学校舎ネットワーク
東京・大阪・名古屋・福岡・札幌など全国主要都市に校舎があり、通学+Webのハイブリッド学習が可能です。
「自習室を活用したい」「対面で質問したい」という方には通学校舎の存在が学習継続率を上げる要因になります。
メリット③:答練・模試の運営ノウハウ
LECは大手予備校として、答練・模試の運営ノウハウを長年蓄積しています。
本試験に近い緊張感ある答練を提供できる点は、合格直結のメリットです。
あなたに合う講座は?タイプ別早見表

| あなたのタイプ | 第1候補 | 第2候補 |
|---|---|---|
| 合格実績重視 | 東京法経学院 | LEC |
| コスパ重視 | アガルート | 東京法経 |
| スマホ完結 | アガルート | 東京法経 |
| 通学+Web併用 | LEC | 東京法経 |
| 書式徹底訓練 | 東京法経 | アガルート |
| 科目別単科で補強 | LEC | 東京法経 |
| 合格特典・返金狙い | アガルート | 東京法経 |
| 老舗ブランド安心感 | LEC | 東京法経 |
後悔しない最終決断:申込前の3ステップ

ステップ①:上位2校(東京法経・アガルート)の資料を取り寄せる
まずは土地家屋調査士の2強である東京法経とアガルートの資料を入手してください。
無料パンフレットや無料体験講義で、教材の質と相性が分かります。
ステップ②:LECとの比較表を自分で作る
料金・カリキュラム・書式対策時間・サポート期間・合格特典の5項目で自分用の比較表を作りましょう。
項目ごとに○△×をつけると、最終判断が一気に明確になります。
ステップ③:直感ではなくチェックリストで決める
50万円前後の買い物を直感で決めるのは危険です。
先ほどの7項目チェックリストと比較表を見直し、数字と事実で最終決断してください。
LEC土地家屋調査士講座に関するよくある質問

Q1. LECは土地家屋調査士で合格できる講座ですか?
もちろん合格者は出ています。
ただし合格者シェアという意味では東京法経学院が圧倒的です。
「合格できるかどうか」ではなく「最短ルートはどこか」で考えるなら、東京法経やアガルートと比較した上で判断してください。
Q2. LECは初学者でも大丈夫ですか?
初学者向けの基礎講座は用意されています。
ただし教材ボリュームが多いため、消化計画を最初に立てることが重要です。
「ゼロからで不安」という方は、アガルートの動画中心アプローチの方がハードルが低いケースもあります。
Q3. LECの書式対策はどのくらい充実していますか?
択一と書式の両方をカバーする総合カリキュラムが基本です。
ただし「書式特化」という意味では東京法経学院がブランド力で先行しており、書式重視の方は比較必須です。
Q4. LECは合格祝い金や返金制度はありますか?
キャンペーン時期によって異なります。
東京法経学院やアガルートのような合格者全額返金のような派手な制度は常設ではありません。
最新情報は必ず公式サイトで確認してください。
Q5. LECをやめた方がいい人はどんな人ですか?
本記事で挙げた「向かない人3パターン」に当てはまる方です。
具体的には、合格者シェア最重視・書式徹底訓練希望・完全オンライン志向の方は、LEC以外を最初に比較してください。
まとめ:LEC土地家屋調査士のデメリットを知った上で正しく選ぼう

本記事では、LEC土地家屋調査士講座のデメリットの真実5つを正直に解説しました。
整理すると以下の通りです。
📌 LEC土地家屋調査士のデメリット5つ
① 東京法経学院に比べシェアが低い
② 書式問題対策の声が少なめ
③ 料金が他社より高めの傾向
④ 教材ボリュームが多く消化不良リスクあり
⑤ 最新試験動向への反映スピード
合格実績重視なら東京法経学院、コスパ重視ならアガルートが代替候補です。
LECはあくまで「老舗総合校・通学+Web併用・科目別単科」の3条件にハマる方向けと位置付けてください。
50万円前後の投資です。必ず複数校を比較してから決めましょう。
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