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測量士試験2027の日程と合格率|午前450点・合計910点の合格基準と試験以外で測量士になる道

測量士試験の配点と合格基準 土地家屋調査士

📅 測量士試験の日程と合格基準
  • 2026年(令和8年):願書1月5日〜22日、試験5月17日(日)10時〜16時、合格発表7月9日(木)9時
  • 2027年の試験日は5月16日(日)の見込み(過去5年はすべて5月の第3日曜日・公式発表前)
  • 合格基準:午前450点以上かつ午前+午後の合計910点以上(1,400点満点)
  • 合格率:直近5年で10.3%〜40.2%。令和8年は24.2%

出典:国土地理院「令和8年測量士・測量士補試験について(受験案内)」「試験問題・解答例及び実施結果」(2026年10月5日確認)

受験生

測量士試験を受けようか迷っています。測量士補とどれくらい難しさが違うんですか?
行政書士

測量士は午前の択一式に加えて、午後に記述式があります。合格率は年によって10%台から40%台まで大きく動いていて、同じ年の測量士補より低いです。数字で順番に説明します。

測量士は、測量業者が営業所ごとに1人以上置かなければならない、測量の技術者の国家資格です(測量法第55条の13)。

測量士は測量に関する計画を作製し、または実施し、測量士補は測量士が作製した計画に従って測量に従事します(測量法第48条)。

試験は年1回、5月に、測量士補と同じ日に行われます。

本記事では、測量士試験の日程・配点・合格基準・合格率と、試験以外で測量士になる道を、国土地理院の公表資料と測量法の条文で整理しました。

👤 この記事を書いた人

2018年に開業した行政書士。士業資格の取得情報を、試験実施機関の公表資料を元に整理しています。

📖 この記事でわかること

  • 測量士試験の2026年の日程と2027年の見込み
  • 午前・午後の配点と、合格に必要な点数
  • 過去5年の受験者数・合格者数・合格率
  • 試験科目と、午後の選択問題
  • 試験に合格する以外で測量士になる方法(測量法第50条)

結論:2027年は5月16日(日)の見込み・願書は1月

測量士試験は、測量士補試験と同じ日に行われます。

過去5年の試験日は、令和4年が5月15日、令和5年が5月21日、令和6年が5月19日、令和7年が5月18日、令和8年が5月17日で、すべて5月の第3日曜日でした。

同じ並びなら、2027年は5月16日(日)になります。

これは過去の実績から計算した見込みで、正式な日程は国土地理院の受験案内で確認が必要です。

項目 2026年(令和8年)の実績
願書受付 1月5日(月)〜1月22日(木)(土日祝日を除く)
試験日・時間 5月17日(日)10時〜16時(12時30分〜13時30分は休憩)
合格発表 7月9日(木)9時(測量士補は6月25日)
試験手数料 4,250円(収入印紙で納付)
受験資格 なし(年齢・学歴・実務経験・国籍を問わない)
試験地 北海道・宮城・秋田・東京・新潟・富山・愛知・大阪・島根・広島・香川・福岡・鹿児島・沖縄

合格者の受験番号は、国土地理院のホームページに合格発表日から1か月間掲載されます。

不合格の人には、成績が通知されます。

配点と合格基準:午前450点・合計910点

測量士試験の配点:午前は択一式28問700点で450点以上が必要、午後は記述式700点、合計910点以上で合格
図1 測量士試験の配点と合格基準

午前は択一式で、1問25点の28問、700点満点です。

午後は記述式で、必須問題1題が300点、選択問題4題がそれぞれ200点です。

選択問題は、基準点測量・地形・写真測量・地図編集・応用測量の4題から2題を選びます。

合格するには、午前で450点以上を取り、かつ午前と午後の合計で910点以上が必要です。

午前の基準は、令和6年に400点以上から450点以上へ引き上げられました。

国土地理院は、測量の技術が多様になり、測量士にはより幅広い知識と技術力が求められるためと説明しています。

💡 必要な点数を計算すると

午前450点は、25点×18問なので、28問中18問の正解です(計算値)。

午前がちょうど450点なら、午後で460点(700点中)が必要になります。

午前で点を稼ぐほど、記述式の負担が軽くなる仕組みです。

受験生

午前は測量士補と同じ形式なんですね。
行政書士

どちらも1問25点の28問、700点満点です。測量士補は450点以上で合格ですが、測量士は午前450点に加えて、記述式を含む合計で910点が必要です。

合格率:直近5年で10.3%〜40.2%

測量士試験の合格率 令和4年14.4%・令和5年10.3%・令和6年13.0%・令和7年40.2%・令和8年24.2%
図2 測量士試験の受験者数・合格者数・合格率
年 受験者 合格者 合格率 (参考)測量士補
令和8年 3,966人 961人 24.2% 44.4%
令和7年 3,703人 1,487人 40.2% 51.2%
令和6年 3,717人 485人 13.0% 31.4%
令和5年 3,667人 379人 10.3% 32.2%
令和4年 3,194人 460人 14.4% 44.1%

受験者は毎年3千人台で、測量士補の4分の1ほどです。

合格率は、令和4年〜令和6年は10〜14%台でした。

令和7年は40.2%、令和8年は24.2%と、年によって大きく変わっています。

どの年も、同じ年の測量士補より合格率は低くなっています。

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試験科目:令和7年から科目名が変わった

測量士試験の科目は、次の5つです。

科目 内容
測量に関する法規及びこれに関連する国際条約 測量法などの法規と国際条約
測地測量 従来の多角測量・汎地球測位システム測量・水準測量
測図測量、地理情報システム 従来の地形測量・写真測量・地図編集と地理情報システム
三次元点群測量 三次元点群測量
応用測量 応用測量

令和6年6月の測量法の一部改正(令和7年4月1日施行)にあわせて、科目名が変わりました。

受験案内では、技術者倫理・測量の基準・基礎的な数学なども、各科目に関連して出題するとしています。

午後の記述式は、必須問題1題(設問4問)と選択問題4題(設問は各3問)の計16問です。

試験以外で測量士になる道(測量法第50条)

測量士は、試験に合格する以外にも資格を得る方法があります。

測量法第50条は、次のいずれかに当たる人を「測量士となる資格を有する」としています。

道 条件
大学 文部科学大臣の認定を受けた大学で測量に関する科目を修めて卒業し、測量の実務経験1年以上
短期大学・高等専門学校 同じく測量に関する科目を修めて卒業し、測量の実務経験3年以上
登録養成施設(1年以上) 国土交通大臣の登録を受けた養成施設で1年以上修得し、測量の実務経験2年以上
測量士補+登録養成施設 測量士補が、登録養成施設で高度の専門の知識と技能を修得
試験 国土地理院の長が行う測量士試験に合格
大臣の認定 国土交通大臣が上と同等以上と認定した人

測量の学科を出ていない社会人が実務経験なしで目指す場合は、試験に合格する道が中心になります。

資格を得たあと、測量士として働くには、国土地理院への登録の申請が必要です。

国土地理院は、試験合格による登録の申請に期限はないとしています。

測量士と測量士補の違い(試験の比較表)

同じ日に行われる2つの試験を、2026年の受験案内と実施結果で並べます。

項目 測量士 測量士補
試験時間 10時〜16時(休憩1時間) 13時30分〜16時30分
形式 午前:択一式28問/午後:記述式(必須1題+選択2題) 択一式28問のみ
満点 1,400点(午前700点+午後700点) 700点
合格基準 午前450点以上かつ合計910点以上 450点以上
令和8年の合格率 24.2% 44.4%
試験手数料 4,250円 2,850円
合格発表(2026年) 7月9日(木)9時 6月25日(木)9時
法律上の役割 測量の計画を作製し、または実施する 測量士の計画に従って測量に従事する

大きな違いは、午後の記述式があるかどうかです。

午前の択一式は、どちらも1問25点の28問で、同じ450点が基準になっています。

測量士は、そこに記述式の700点が加わり、合計910点が必要です。

試験時間も、測量士は昼休みをはさんで約5時間、測量士補は3時間です。

⚠️ 過去問は改正点に注意

国土地理院は、作業規程の準則や測量法の改正で、過去の問題の解答が今は存在しないか、異なる可能性があるとしています。

令和7年4月に科目名も変わったため、古い年度の問題集は改正点を確かめてから使います。

まず測量士補から始める人へ

測量士補の試験は、測量士と同じ日に行われ、午前の択一式と同じ形式です。

令和8年の測量士補の合格率は44.4%で、測量士の24.2%より高くなっています。

測量士補の日程・合格率・合格基準は、測量士補試験2027の日程と合格率にまとめています。

測量士補は、土地家屋調査士試験の午前の部が免除される資格でもあります。

受験生

いきなり測量士を受けても大丈夫ですか?
行政書士

受験資格はないので、最初から測量士を受けられます。ただ、午前で450点を取ったうえで記述式が必要です。記述式の対策にかけられる時間と、過去問での午前の点数を見て決めるのが現実的です。

よくある質問

測量士と測量士補は同じ日に両方受けられますか?

2026年は、測量士試験が10時〜16時、測量士補試験が13時30分〜16時30分でした。

時間が重なるため、同じ年に両方を受けることはできません(時間割からの判断)。

測量士試験に受験資格はありますか?

ありません。

年齢・性別・学歴・実務経験・国籍に関係なく受けられます。

合格点は毎年変わりますか?

令和8年の合格基準は、午前450点以上かつ合計910点以上です。

午前の基準は、令和6年に400点から450点に変わりました。

試験に合格すればすぐ測量士として働けますか?

合格で資格の要件は満たしますが、測量士として名乗るには国土地理院への登録の申請が必要です。

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まとめ

  • 2027年の測量士試験は5月16日(日)の見込み。願書は例年1月
  • 合格基準は午前450点以上かつ合計910点以上(1,400点満点)
  • 合格率は直近5年で10.3%〜40.2%。令和8年は24.2%
  • 試験科目は5つ。午後は記述式で、選択問題は4題から2題
  • 大学+実務経験などの道でも、測量士となる資格を得られる(測量法第50条)

出典:国土地理院「令和8年測量士・測量士補試験について(受験案内)」「令和8年測量士・測量士補試験受験案内(PDF)」「測量士・測量士補試験問題・解答例及び実施結果」「測量士及び測量士補登録に関する案内」、測量法第48条・第50条・第55条の13(e-Gov法令検索)。2026年10月5日確認。

土地家屋調査士
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