公認会計士試験は、合格まで2年から3年かかる超難関国家試験です。
その学習を支える専門学校選びは、合否を左右する重要な決断になります。
本記事では、資格の大原(以下、大原)の公認会計士講座について、良い評判と悪い評判の両方を本音で解説します。
料金・カリキュラム・サポート体制・他社比較まで、受講前に知りたい情報を網羅しました。
大原を検討している方が、最終判断を下せるレベルの情報量でお届けします。
👤 この記事を書いた人
本記事は、複数の士業資格を保有し、現役士業として8年の実務経験を持つ筆者が、業界の内側から本音で解説します。
教科書的な理論ではなく、現場で見てきたリアルな情報をお届けします。
大原公認会計士講座の概要と基本情報

まずは、大原の公認会計士講座の基本情報をおさえましょう。
大原は1957年に大原簿記学校として創立された、日本最大級の総合資格スクールです。
公認会計士講座は、長年にわたって多くの合格者を輩出してきた老舗講座になります。
運営会社と歴史
運営は、学校法人大原学園です。
専門学校・通信講座・社会人講座を全国で展開しています。
公認会計士講座は1980年代から開講され、40年以上の指導実績を持ちます。
かつては公認会計士試験の最大手として、業界をリードしてきた存在です。
全国の校舎ネットワーク
大原の最大の特徴の一つが、全国に展開する校舎ネットワークです。
北海道から沖縄まで、主要都市に直営校・提携校を構えています。
通学・通信・Web通信の3形態から、自分に合った学習スタイルを選べる点が強みです。
受講形態とコース体系
大原の公認会計士講座は、初学者向けと学習経験者向けに分かれています。
初学者向けは、簿記の基礎から始める2年合格コースが中心です。
学習経験者向けは、短答後の論文対策や上級講座が用意されています。
単科講座も豊富で、苦手科目だけ補強したい方にも対応できる柔軟性があります。
大原公認会計士講座の良い評判5つ

大原を実際に受講した方の良い評判を、5つの観点で整理しました。
SNS・受験ブログ・口コミサイトから収集した代表的な声を紹介します。
良い評判1: 老舗ならではの安心感がある
40年以上の指導実績による安心感は、大原最大の強みです。
合格までの体系的な指導ノウハウが、長年かけて蓄積されています。
「迷ったら大原を選んでおけば間違いない」という安心感を求める受験生に支持されています。
良い評判2: 答練の量が圧倒的に多い
大原は、答練(答案練習)の量と質に定評があります。
短答式・論文式ともに、本試験レベルの問題が大量に用意されています。
「答練を解き続けることで、本番の時間感覚と問題傾向に慣れた」という声が多数あります。
良い評判3: 全国校舎で通学・自習がしやすい
通学希望者にとって、全国に校舎がある安心感は大きなメリットです。
地方在住でも、近隣の校舎で生講義や自習室を利用できます。
「地方からCPAやTACに通うのは難しいが、大原なら通えた」という地方受験生の声も目立ちます。
良い評判4: 講師の質が安定している
大原の講師は、長年同校で教えるベテランが多い特徴があります。
講義の進め方・板書・例示の出し方に、一定の型が確立されています。
「派手さはないが、わかりやすく着実に理解できる」というレビューが多いです。
良い評判5: 受験ガイダンス・カウンセリングが充実
大原は、受験生向けのガイダンスやカウンセリングが手厚いです。
学習計画の立て方・スケジュール管理・モチベーション維持の相談にも対応しています。
「進路相談から就活サポートまで、トータルで面倒を見てもらえる」と評価する声があります。
大原公認会計士講座の悪い評判3つ

正直にお伝えするため、悪い評判もしっかり紹介します。
大原に向かない方が誤って受講しないよう、率直な意見をまとめました。
悪い評判1: 料金が高めに設定されている
大原の公認会計士講座は、業界の中でも料金が高めの部類です。
初学者2年合格コースで、70万円台が標準的な価格帯になります。
キャリカレやスタディングなど低価格帯と比べると、3〜5倍の費用がかかります。
悪い評判2: 最新動向への対応が遅いという声
一部の受講生からは、「最新の試験動向や論点反映が遅い」という指摘があります。
近年は会計基準の改正が頻繁で、教材改訂のスピードが求められる時代です。
大手老舗ゆえの組織判断の重さが、機動性に影響している面はあるかもしれません。
悪い評判3: CPAに占有率を奪われている事実
近年、公認会計士試験の合格者占有率では、CPA会計学院が急速にシェアを伸ばしています。
かつての大原一強時代から、CPA・大原・TACの三強時代に移行しました。
「合格者占有率を最重視するならCPAという選択肢もある」と感じる受験生が増えています。
大原公認会計士講座の料金プラン詳細

大原の料金体系を、コース別に詳しく解説します。
なお、具体的な金額は時期やキャンペーンで変動するため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
初学者向け2年合格コース
簿記の基礎から始めて、2年で公認会計士試験合格を目指すコースです。
料金の目安は、70万円台が中心になります。
含まれるのは、入門〜上級までの全講義・全答練・教材・サポートです。
1.5年・1年合格コース
学習経験者向けの短期集中コースも用意されています。
簿記2級以上の基礎がある方が対象です。
料金の目安は、50万円台〜60万円台になります。
上級コース・直前期コース
短答合格者向けの論文対策コースや、直前期のみのコースもあります。
科目別・期間別に細かく設定されています。
料金の目安は、20万円台〜40万円台です。
単科講座
財務会計論・管理会計論・監査論・企業法・租税法・経営学など、科目別の単科講座があります。
苦手科目だけ補強したい方や、他校受講中の補完用に活用できます。
料金は、1科目数万円〜十数万円が目安です。
大原公認会計士講座の教材とカリキュラム

大原の教材とカリキュラムの中身を、具体的に見ていきましょう。
短答式対策の内容
短答式試験は、財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4科目です。
大原では、各科目の基礎講義から応用講義まで段階的に進めます。
短答答練は、本試験レベルの問題が大量に用意され、得点感覚を養えます。
論文式対策の内容
論文式試験は、必須5科目と選択1科目の合計6科目です。
大原は、論文の答案作成指導に長年のノウハウがあります。
添削指導も充実しており、書き方の癖まで丁寧に指摘してもらえます。
答練の量と質
大原の答練は、量と質のバランスに定評があります。
基礎答練・応用答練・直前答練と、段階的に難易度が上がる構成です。
本試験と同じ時間配分で取り組むことで、本番の時間感覚が身につきます。
大原公認会計士講座のサポート体制

長期戦になる公認会計士試験では、サポート体制が学習継続の鍵を握ります。
個別質問対応
大原では、メール・電話・対面で個別質問に対応してもらえます。
通学講座なら、講義後に直接講師に質問できる環境があります。
通信講座でも、質問票やオンラインフォームで回答を受け取れる仕組みです。
自習室の利用
通学講座生は、全国の大原校舎にある自習室を利用できます。
自宅で集中できない方や、仲間と切磋琢磨したい方に好評です。
「自習室があったから2年間継続できた」という合格者の声も多数あります。
就職活動サポート
大原は、合格後の就職活動サポートにも力を入れています。
監査法人・税理士法人・一般企業への就職相談に乗ってもらえます。
合格者ネットワークを活用したOB訪問の機会も提供されます。
大原公認会計士講座に向く人・向かない人

あなたが大原に向いているかどうか、特徴別に整理しました。
大原が向く人の特徴
以下に当てはまる方は、大原との相性が良いと考えられます。
1つでも当てはまれば、大原を検討する価値があります。
- 老舗の安心感と長年のノウハウを重視したい
- 答練の量をこなして本試験に慣れたい
- 通学・自習室をフル活用したい
- 地方在住で近隣に校舎がある
- 派手さより安定した講義を求める
- カウンセリングや就職サポートも重視したい
大原が向かない人の特徴
以下に強く当てはまる方は、他校も検討した方がよいかもしれません。
- とにかく費用を抑えたい(50万円以下希望)
- 合格者占有率を最優先する
- 派手で熱量の高い講義を求める
- スマホ完結で隙間時間学習をしたい
- 最新の試験動向反映の速さを最重視する
大原と他社(CPA・TAC・LEC)の比較ポイント

公認会計士講座の主要4校である、大原・CPA・TAC・LECを比較します。
それぞれの特徴と、大原との違いを整理しました。
大原 vs CPA会計学院
CPAは、近年急速にシェアを伸ばしている新興大手です。
合格者占有率はCPAが業界最大手の地位を確立しています。
料金はCPAの方が高めで、80万円〜90万円台が中心です。
講師の熱量・サポートの細やかさ・最新情報反映の速さでCPAが優位という評価が多いです。
一方、全国校舎ネットワーク・老舗ノウハウでは大原に分があります。
大原 vs TAC
TACは、大原と並ぶ老舗総合校です。
料金・カリキュラム構成は、大原と大きくは変わりません。
講師のキャラクター・教材のレイアウト・校舎の雰囲気で、好みが分かれる印象です。
体験講義を受けて、自分が「続けられそう」と感じる方を選ぶのが賢明です。
大原 vs LEC
LECは、料金が大原より安めの設定です。
50万円台〜60万円台のコースが中心になります。
合格者数は大原・CPA・TACに比べて少なめですが、コスパ重視派には選択肢になります。
校舎数や答練の量では、大原に軍配が上がります。
\通学派の本命・合格実績No.1級/
\老舗総合校・通信通学両対応/
大原公認会計士講座に関するよくある質問

Q1: 完全初学者でも大原で合格できますか?
はい、大原は簿記知識ゼロからの初学者向けコースを用意しています。
入門講義で簿記の基礎から学べるため、未経験者でも安心して始められます。
ただし、2年〜3年の長期学習となるため、強い意志は必要です。
Q2: 大原の通信講座と通学講座、どちらが良いですか?
自宅学習が得意で、自分でペース管理できる方は通信講座で十分です。
強制力が欲しい方や、自習室を活用したい方は通学講座が向いています。
料金は通信講座の方が数万円安めに設定されているケースが多いです。
Q3: 教育訓練給付金は使えますか?
大原の一部コースは、一般教育訓練給付金の対象になっています。
対象コースを受講すると、受講料の20%(上限10万円)が支給されます。
申込前に、対象コースかどうか必ず公式サイトで確認してください。
Q4: 大原で挫折する人の特徴は?
長期戦への覚悟が不足している方が、最も挫折しやすい傾向です。
また、答練を受けっぱなしで復習しない方も伸び悩む傾向にあります。
大原の答練は、解いた後の復習で初めて効果を発揮します。
Q5: 大原とCPA、本当に迷ったらどう決めればよいですか?
無料体験講義・無料ガイダンスを必ず両方受講してください。
講師の話し方・教材の見やすさ・スタッフの対応で、自分との相性が見えてきます。
料金で迷う場合は、給付金対応の有無・分割払いの条件も比較材料になります。
まとめ:大原は老舗の安心感を重視する受験生に向く

大原の公認会計士講座について、評判・料金・カリキュラム・サポート体制を解説しました。
結論として、老舗の安心感・答練の量・全国校舎・着実な講義を重視する方には大原が最適です。
一方、合格者占有率最優先ならCPA、低価格重視ならクレアールやスタディングも選択肢になります。
最終判断は、必ず無料体験講義を受けてから下すことをおすすめします。
あなたの公認会計士試験合格を、心から応援しています。
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