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本記事は、複数の士業資格を保有し、現役士業として8年の実務経験を持つ筆者が、業界の内側から本音で解説します。
教科書的な理論ではなく、現場で見てきたリアルな情報をお届けします。
この記事でわかること
- LEC公認会計士講座の料金とカリキュラムの特徴
- 受講生の良い評判5つと悪い評判3つの本音
- 初学者コースと上級コースの違いと選び方
- サポート体制(個別質問・自習室・合格者フォロー)
- CPA・TAC・大原との比較ポイント
- LECが向く人・向かない人の判定基準
記事末尾には、よくある質問FAQと公的機関の参考リンクも掲載しています。
結論を先にお伝えすると、LECは司法書士・行政書士で培った受験指導ノウハウを会計士講座にも活用した老舗校です。
CPAやTACほどシェアは大きくありませんが、独自の答練と全国校舎で根強い支持を集めています。
LEC公認会計士講座の概要(料金・カリキュラム・全国校舎)

LEC東京リーガルマインドは1979年創業の資格スクールです。
司法試験や司法書士・行政書士などの法律系資格で実績を積んできた老舗校です。
公認会計士講座は法律系資格で培った答練ノウハウを会計分野にも展開しています。
全国30校以上の校舎ネットワークを持ち、通学とWeb通信の併用が可能です。
LEC公認会計士講座の基本情報
LEC公認会計士講座は、短答・論文の両試験対応の総合カリキュラムです。
料金は初学者向け1.5年合格コースでおおむね60万円台後半です。
CPA(80万円超)やTAC(70万円台)と比べると、ややリーズナブルな価格帯となっています。
校舎は東京・大阪・名古屋を中心に全国主要都市に展開しています。
カリキュラムの全体像
カリキュラムは、基礎マスター→応用マスター→直前期答練の3段階構成です。
短答式試験4科目(財務・管理・監査・企業法)と論文式選択科目をカバーします。
Web通信なら校舎に通わずに自宅学習でも全カリキュラムを受講できます。
受講形態の選択肢
LECでは通学・Web通信・DVD通信の3つの受講形態を選べます。
通学コースでもWeb講義のフォロー視聴が標準装備されています。
校舎で生講義を受けつつ、復習はWebで何度も繰り返せる仕組みです。
LEC公認会計士の良い評判5つ

ここからは受講生から聞かれる良い評判を5つ紹介します。
口コミサイトやSNS、合格者ブログから本音の声を集めました。
良い評判1:老舗総合校としての安心感
LECは1979年創業で45年以上の指導歴があります。
司法試験や司法書士・税理士など難関資格の指導実績が豊富です。
会計士講座でもその受験指導ノウハウが活かされています。
上場企業として運営されており、経営の安定性も担保されています。
良い評判2:通学+Web併用で学習効率が高い
通学コース受講者は同じ講義のWeb版を何度でも視聴できます。
校舎で生講義+自宅で復習動画という二重学習が無料で可能です。
聞き逃した部分や難しかった論点を、Web視聴で何度も確認できます。
仕事や学校との両立も、この柔軟な受講スタイルで実現しやすくなります。
良い評判3:講師陣の質と専任体制
LECは講師の専任比率が高い予備校です。
大手の中でも特定講師に張り付いて学べる体制がしっかりしています。
受講生からは同じ講師から最後まで教わる安心感が評価されています。
講師変更による学習スタイルの混乱が少ないのが特徴です。
良い評判4:答練の質と量
LECは法律系資格の答練文化が会計士講座にも活きています。
短答模試・論文答練ともに、本試験レベルに調整された良問が揃います。
週次の答練+月次総合答練という反復演習体制が組まれています。
答練の添削も丁寧で、論文式の文章力を伸ばしやすい指導です。
良い評判5:全国校舎ネットワーク
LECは札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡など主要都市に校舎があります。
地方在住者でも通学受講できる選択肢が広いのが強みです。
転勤や引越しがあっても最寄り校舎への振替で学習継続できます。
校舎では自習室の利用や個別質問もしやすい環境が整っています。
LEC公認会計士の悪い評判3つ

次に、LECに対して聞かれる悪い評判を3つ紹介します。
受講前にデメリットも把握しておくと、入校後のミスマッチを防げます。
悪い評判1:CPA・TACに比べてシェアが小さい
公認会計士業界の受講生シェアはCPAとTACの2強体制です。
LECは法律系資格ではトップクラスですが、会計士分野では3〜4番手の位置づけです。
同期受講生の数がCPA・TACほど多くないため、ライバル意識や情報交換の輪は小さめです。
「みんなが使っているテキストで安心したい」という方には物足りなさを感じる場合があります。
悪い評判2:最新試験動向への対応速度
会計士試験は出題傾向や法改正の変化が早い試験です。
CPAは業界専業特化で改訂スピードが速いと評価されています。
LECは総合校のため、特定分野への集中リソース投下では専業校に劣る場合があります。
ただし、根幹となる会計理論や監査論の質には大きな差はありません。
悪い評判3:教材ボリュームと好みの分かれ方
LECの教材は法律系資格の伝統で「テキスト+問題集+答練」の正統派構成です。
CPAのような図解中心のビジュアル教材を好む方には、文字情報の多さが負担に感じることがあります。
理論をしっかり文章で読み込む学習が好きな方にはマッチしますが、好みが分かれる部分です。
サンプル講義や教材見本で、自分との相性を事前確認することをおすすめします。
LEC公認会計士の料金プラン詳細

LEC公認会計士講座の代表的なコースと料金を整理します。
※料金は変動するため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
初学者向けコース
会計の予備知識ゼロの方向けには「1.5年合格コース」が標準ラインです。
学習開始から短答・論文の本試験までを1.5年で計画的にカバーします。
料金はおおむね60万円台後半〜70万円が目安となります。
受講料には、テキスト・問題集・答練・模試がすべて含まれます。
上級者向けコース
短答試験合格者や学習経験者向けには「上級コース」が用意されています。
論文式試験対策に特化した短期集中型のカリキュラムです。
料金は初学者コースより安く、30万円〜40万円台が目安です。
過去に他校で短答合格まで進んだ方の乗り換え先としても活用されています。
教育訓練給付金の対象可否
LECの一部講座は厚生労働省の教育訓練給付金の対象となる場合があります。
受講料の最大20%(上限10万円)が雇用保険から支給されます。
対象講座は年度や時期で変わるため、公式サイトと最寄りハローワークの両方で確認が確実です。
社会人受験生にとっては実質負担を軽減できる重要な制度です。
LEC公認会計士の教材・カリキュラム

LECの教材構成とカリキュラムの流れを詳しく見ていきます。
短答式試験対策
短答式試験は財務会計・管理会計・監査論・企業法の4科目です。
LECでは各科目に基礎マスターと応用マスターの2段階テキストが用意されています。
短答答練+短答模試で本試験形式に慣れる演習体制があります。
正答率や順位データも受講生に開示され、自分の立ち位置を客観把握できます。
論文式試験対策
論文式試験は会計学・監査論・企業法・租税法+選択科目1つです。
LECは論文式答練の添削指導に強みがあります。
答案構成力と論述力を鍛える専用カリキュラムが組まれています。
添削は専任講師や合格者スタッフが担当し、本試験での得点感覚を養えます。
選択科目(経営学・経済学・民法・統計学)
論文式の選択科目は4つから1つを選んで受験します。
LECでは全選択科目に対応した講座がラインナップされています。
特に民法は法律系資格に強いLECの真骨頂とも言える分野です。
司法書士や行政書士で培った民法指導ノウハウが直接活かされています。
LEC公認会計士のサポート体制

LECで受講した場合のサポート体制を確認しておきます。
個別質問の受付方法
LECでは校舎窓口・Webフォーム・メールの3つの質問チャネルがあります。
講師への質問は無料で何度でも可能な制度設計です。
校舎では講師の研究室や講師室で直接質問できる時間が設けられています。
地方や通信生でも、Webフォーム経由で疑問点を解消できます。
自習室・ラウンジの活用
LEC校舎には自習室や学習スペースが併設されています。
受講生証を提示すれば、平日・土日とも長時間利用できます。
カフェに通うより集中しやすい環境が整っているのが大きなメリットです。
校舎によっては個別ブース型自習室を備えるところもあります。
合格者フォローと就活支援
LECは合格後の修了考査対策講座も用意されています。
監査法人就職活動向けのES添削や面接対策セミナーが開催されることもあります。
試験合格→監査法人就職→修了考査合格までの長期サポートが特徴です。
LEC公認会計士に向く人・向かない人

これまでの内容をふまえ、LECが向く人と向かない人を整理します。
LECが向く人の特徴
LECが向く人は以下のような方です。
- 老舗総合校の安定感と歴史を重視したい
- 通学+Web併用の柔軟な受講スタイルを希望する
- 地方在住で全国校舎ネットワークを活用したい
- 論文選択科目で民法を選びたい
- CPA・TACに比べてやや費用を抑えたい
LECが向かない人の特徴
逆に、以下のような方は別の予備校を検討すべきです。
- 受講生数の多さや同期コミュニティを重視したい(→CPAやTAC)
- 会計士特化の専業校で最新動向対応を最優先にしたい(→CPA)
- 図解中心のビジュアル教材で学びたい(→CPA)
- 大学生協・学割など特殊な割引制度を重視したい(→大原)
LECとCPA・TAC・大原の比較ポイント

主要4校の特徴を整理し、LECの立ち位置を客観的に確認します。
CPA会計学院との比較
CPAは公認会計士試験の専業校で、業界シェアトップクラスです。
合格者占有率の高さと、図解中心の独自テキストに強みがあります。
料金は80万円超とLECより高めですが、合格実績重視ならCPAが選択肢です。
TACとの比較
TACは総合校の最大手で、会計士・税理士・公務員など幅広く展開しています。
全国校舎数や合格者ネットワークではLECを上回ります。
料金は70万円台が中心で、安定感を求めるならTACも有力候補です。
大原(資格の大原)との比較
大原は専門学校系の老舗で、通学体制の充実度が魅力です。
大学生・高卒生など若年層の受講比率が高い予備校です。
通学メインで朝から夜まで学校生活で過ごしたい方には大原が向きます。
4校とも体験講義や資料請求が無料です。
気になる予備校は実際にサンプル講義を視聴して、自分との相性を確認しましょう。
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LEC公認会計士に関するよくある質問FAQ

最後に、LEC公認会計士講座について寄せられる質問をまとめます。
Q1. LECの公認会計士合格実績はどのくらいですか?
LECは公認会計士試験の合格者を毎年輩出している老舗校です。
ただし、CPAやTACのように具体的な合格者数を大々的に公表していない場合もあります。
公式サイトの合格体験記や資料請求で詳細を確認することをおすすめします。
Q2. 通信だけでも合格できますか?
Web通信のみでも、全カリキュラムを受講して合格を目指せます。
校舎が遠方の方や、社会人で通学時間が取れない方の多くがWeb通信を選んでいます。
質問もWebフォームで対応可能なため、学習面で不利になることはありません。
Q3. 社会人受験生でも対応できますか?
LECは夜間・週末クラスや倍速Web視聴に対応しています。
仕事帰りや週末に集中学習する社会人受験生も多く在籍しています。
1.5年コースよりも長期の2年コースを選び、無理のないペースで進める方も少なくありません。
Q4. 教育訓練給付金は使えますか?
LECの一部講座は教育訓練給付金の指定講座になっています。
条件を満たせば受講料の最大20%(上限10万円)が支給されます。
対象講座は年度により変動するため、申込前に公式とハローワークで確認しましょう。
Q5. 途中で他校から乗り換えても大丈夫ですか?
短答合格者向けの上級コースなど、他校からの乗り換えに対応した講座があります。
既習範囲を活かしつつ、論文式に集中する学習設計が可能です。
乗り換え検討時は、担当アドバイザーに学習状況を相談すると最適コースを案内してもらえます。
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📚参考リンク(公的機関)

- 日本公認会計士協会 – 公認会計士の職業団体公式サイト
- 公認会計士・監査審査会 – 公認会計士試験の公式実施機関
- 教育訓練給付金|厚生労働省 – 受講料の最大20%が支給される制度
本記事の情報は2026年5月時点の内容です。
料金やカリキュラムは変更される場合があるため、最終的な申込前には必ずLEC公式サイトで最新情報をご確認ください。
LEC公認会計士の学習スケジュール例

受講開始から本試験までの一般的な学習スケジュールを紹介します。
基礎期(1年目前半)
最初の半年は基礎マスターで会計学・監査論・企業法の土台を固めます。
簿記の基礎から学ぶ初学者でも無理なく進められるカリキュラムです。
週2〜3回のペースで講義を受講し、復習に同じ時間を確保します。
この時期に基礎を固めるかどうかで、後半の伸びが大きく変わります。
応用期(1年目後半〜2年目前半)
応用マスターでは、本試験レベルの論点に踏み込みます。
短答答練や論文答練が始まり、アウトプット中心の学習に移行します。
週次答練+月次総合答練を活用して、知識を本試験形式で出力する練習を積みます。
直前期(本試験前3〜6ヶ月)
短答直前期は4科目の総復習と過去問演習に集中します。
論文直前期は、答練の添削結果をもとに答案構成力を仕上げます。
LECの直前模試で本試験レベルの実戦感覚を養えます。
体調管理と学習計画の調整がこの時期の大きなテーマになります。



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